



「駒つなぎのケヤキ」の愛称で親しまれているケヤキです。
現在、この木を「龍神木(りゅうじんぼく)」とも呼んでいます。
この大けやきには空洞があり、昔から「洞木(どうぎ)」と呼んで、龍神のすみかであるといわれてきました。
平成3年12月30日、元旦祭の準備のため当所茂木武以下数名の氏子たちが社殿の清掃をしていたとき 奉安してあった御神体(龍の彫り物)がにわかに動きだし 周囲に突風が舞い起こりました。
そこに居合わせた宮司も氏子も一斉におどろきの声をあげました。風は竜巻となって大空を駆けのぼり、やがて 大けやきの空洞あたりに消えていきました。
1時30分のことと社誌には記されています。
万物に生命を授けてくださる龍神をもっと大切にしたい、という時代の要請に応えて、永い眠りからさめた八大龍王神が この社に奉仕する人々に対して「歓喜=よろこび」を顕してくださったのにちがいない、と人々は思いました。
この不思議な出来事をまのあたりにした宮司と氏子たちは、このことを記録にのこしました。
それからこの大けやきを「龍神木」と呼んでいます。
このケヤキは推定樹齢1000年で
埼玉県下でも最大級の大樹です。
◆
植物・花写真◆←1日1回クリックしていだだけると、嬉しいです。
撮影:2011年8月10日-埼玉県 秩父市 中町16-10 /秩父今宮神社 八大龍王宮
カメラ:ニコン-Nikon D80 (C)heihei's studio 2010