祭りの宝庫 埼玉県
『甘酒まつり』・秩父市 開催日2013年7月28日(日)
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記事 NO.5227
彩2013 「甘酒」
「猪鼻の甘酒まつり」
~2013年7月28日訪問~
石碑「甘酒まつり」
文化庁指定記録保存
埼玉県選択無形民俗文化財
荒川村猪鼻(いのはな)区
ここまで、秩父鉄道「三峰口駅」から徒歩約20分で到着しました。
猪鼻の甘酒まつりは、毎年7月の第4日曜日に開催されます。
甘酒を掛け合い、一年の悪病を退散させる行事です。
伝言板の案内
熊野神社夏祭り
日時
平成25年7月28日(日)
祭典 午前10時
甘酒こぼし午後1時
甘酒まつり最大の見どころ「甘酒こぼし」
甘酒の掛け合いです。
昭和35年3月1日に埼玉県無形民俗文化財に指定された「甘酒まつり」が、秩父市荒川白久の猪鼻区にある熊野神社で行われました。
甘酒祭り
*由来
江戸時代中期、享保15年(1730)源清信が書いた「熊野大神縁起」によると、景行天皇の時代、日本武尊が東征の折、甲斐の国から三峰山に入り、下山の途中大猪が前を横切り、これを射止めた所、猪ではなくこの地を荒らしていた山賊であった。里人は大変よろこび、尊に濁り酒を献上した。
尊は山賊を退治できたのは神々のおかげであると、この地に熊野神社を祭り、矢を奉納した。
その後天平8年(736)疫病が流行したので濁り酒を甘酒に変え、それを祈願し、裸でかけあい、疫病流しとして始めたのが甘酒祭りの起源と伝えられている。この祭りは祭りの前日、麦と麹で甘酒を作り、当日祈願が行われ、参詣客に悪病除けとして振舞った後、氏子が素はだにふんどし一丁、ワラジばきで、歓声を上げ甘酒をかけ合い、一年の悪病を退散させる行事が行われる。
秩父市教育委員会
撮影:2013年7月28日-埼玉県 秩父市 荒川白久 /熊野神社
カメラ:ニコン-Nikon D80 (C)heihei's studio 2010(C) へいへいのスタジオ2010
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