記事 NO.5707
彩2014 異彩
2014年8月15日訪問
少林寺(埼玉県寄居町)
関東一の五百羅漢と千体荒神
~案内板より~
碑文によると文亀年間(1500年ごろ)に、突然天地が振動、暗黒化し、人々の動きが
とれないでいるとき、山中より仏舎利が出現し、一大光明を放ち暗闇を破り、人々の苦難を
救ったといいます。これにより、ここに大凋存大和尚が開山し、この奇跡に深く感銘し
釈尊並びにその弟子たちの石像建立の悲願を建てられたものですが、機熟さず、24代
大純万明大和尚地元をはじめとして、中山道は深谷宿より江戸に至るまで6年間、浄財勧請に
あたり、天保3年(1832年)この偉業を成し遂げました。
山頂に釈尊をまつり、脇侍文殊、普賢の二菩薩並びに十六羅漢を配し、山麓から山頂まで
510余体の羅漢石仏(山に向かって左側)と千体荒神の石碑(右側、現存960余)は、
その数と保存において関東一と称されています。
なお、乃木源希次(乃木大将の父)寄進による「三宝大荒神」の碑も現存しています。
この千体荒神は、戦時中、戦場の守護神として、現在は選挙のとき、参拝すると当選
間違いなしといわれ、信仰を集めています。
五百羅漢は、孝子孝孫が亡くなった人を追慕し、一心に尊顔を仰ぎ見るとき、必ずその
尊顔の中に亡くなった人の面影を見ることができるといわれています。
羅漢とは、仏教の信者の施しを受ける価値のある人という意味であり、悟りを開いた仏弟子
に対する尊称でもあります。
寄居町 埼玉県
別世界に迷い込んでしまったような、不思議な空間です。
撮影:2014年8月15日-埼玉県 大里郡 寄居町 末野2072-1 /少林寺
カメラ:ニコン-Nikon D5200
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