林鐘寺のイトザクラ(市指定天然記念物)
市指定天然記念物・林鐘寺(りんしょうじ)のイトザクラ
撮影:2008年3月29日-埼玉県 さいたま市 桜区
撮影:2008年3月29日-埼玉県 さいたま市 桜区
桜区の桜で~す。
平成10年3月10日指定
直幹の高さはおよそ6mほどで、その先は北側に傾く主幹と東西に伸びる2本の太枝とに分かれています。
主幹と太枝はそれぞれがその先で多くの枝に分かれ、さらにその先が小枝となり、枝垂れています。
推定樹齢は100年前後で、樹勢は現在も極めて旺盛といえます。
地元では「在家の桜」と呼ばれて親しまれていて、3月下旬からの開花時期には、遠方からも見学者が訪れています。
イトザクラは、エドヒガンの枝垂れたもので、細い枝が糸のように見えることからその名があります。
バラ科の落葉高木で、神社や寺院の境内に観賞用に植えられることが多い樹木です。
この木は、開花時期の美しさはもちろんのこと、特に主幹がまっすぐで長いうえに枝も自由に伸びて枝垂れているという自然のままに成長した樹形を保っている点で貴重といえます。
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