上窪池(長野県上田市)
記事 NO.7375 彩2020 塩田鯉発祥の地
2020年8月16日訪問
上窪池 (上田市)
塩田平のため池
かみくぼいけ どろいけ




上窪池は農水省「全国ため池百選」にも選ばれている
塩田平ため池群のなかで
最初に鯉の養殖が行われたところです

上窪池のほとりにある泥宮の境内に
「塩田鯉」と刻まれた石碑が建っています
塩田平のため池群 上窪池

長野県 上田市 本郷

(Mapion地図にアクセス)
撮影:2020年8月16日
カメラ:ニコン-Nikon D7500
レンズ:ニコン-AF-NIKKOR 18-140mm
1:3.5-5.6 G ED
日本再発見

(C)heihei's studio 2010
へいへいのスタジオ2010
2020年8月16日訪問
上窪池 (上田市)
塩田平のため池
かみくぼいけ どろいけ



上窪池 由来
上窪池は、昔の文面には正保2年(1945)築造とあります。
江戸時代に池を改修する以前は「泥池」と呼んでいました。池のほぼ西北に「泥宮」が祀られています。もとは「泥宮」「泥池」は、一対のものと考えられます。
「泥宮」の御神体は「泥」です。「泥」は、土に水を入れてかき混ぜた状態です。これこそ稲を育てるには最良の条件です。この状態を作り出すために、田植えの前には、必ず代掻をします。そこへ稲の苗を植えると、すぐに活着し、成長が始まります。
このようなことから古来「泥」は神聖なものとして大事にされてきました。
延喜式内社・生島足島神社の御神体は「大地」です。生島足島神社と泥宮の御神体は同じということになります。
一時期、塩田平の各ため池で鯉がたくさん飼われ有名でした。その「塩田鯉」は昭和32年(1957)、この上窪池に発祥しました。

上窪池は農水省「全国ため池百選」にも選ばれている
塩田平ため池群のなかで
最初に鯉の養殖が行われたところです

上窪池のほとりにある泥宮の境内に
「塩田鯉」と刻まれた石碑が建っています
塩田平のため池群 上窪池

長野県 上田市 本郷

(Mapion地図にアクセス)
撮影:2020年8月16日
カメラ:ニコン-Nikon D7500
レンズ:ニコン-AF-NIKKOR 18-140mm
1:3.5-5.6 G ED
日本再発見


(C)heihei's studio 2010
へいへいのスタジオ2010