御殿坂(ごてんざか)
記事 NO.7568 彩2021 御殿坂について
2021年3月23日訪問
御殿坂(荒川区・台東区)
御殿坂の桜並木
JR日暮里駅の北口

この桜並木の坂の下った橋のたもとに
日暮里駅の北口があります
写真左側が本行寺になります
鉄道が敷かれる以前は 橋は無く
今の線路のあるところまで急な坂が続いていました

1枚目の写真が台東区から見た御殿坂です
2枚目の写真は荒川区から見た御殿坂です
台東区谷中7丁目と荒川区西日暮里3丁目の間にある坂です

荒川区の説明板
▽写真:塀の奥に本行寺のしだれ桜が見えます

台東区の標柱

-国立国会図書館ウェブサイトより-
絵地図から本行寺を探してみてください
本行寺の隣には経王院(現経王寺)があります
経王院から川に突き当たるまで伸びている道が
江戸時代の御殿坂と考えられます
谷中霊園は以前は広大な天王寺の境内で
五重塔があったこともわかります
御殿坂

撮影:2021年3月23日
カメラ:ニコン-Nikon D7500
レンズ:ニコン-AF-NIKKOR 18-140mm
1:3.5-5.6 G ED

東京散歩 猫の街 谷根千 谷中を歩く
(C)heihei's studio 2010 へいへいのスタジオ2010
2021年3月23日訪問
御殿坂(荒川区・台東区)
御殿坂の桜並木
JR日暮里駅の北口

この桜並木の坂の下った橋のたもとに
日暮里駅の北口があります
写真左側が本行寺になります
鉄道が敷かれる以前は 橋は無く
今の線路のあるところまで急な坂が続いていました

1枚目の写真が台東区から見た御殿坂です
2枚目の写真は荒川区から見た御殿坂です
台東区谷中7丁目と荒川区西日暮里3丁目の間にある坂です

荒川区の説明板
御殿坂(ごてんざか)
西日暮里三丁目と台東区谷中七丁目の境を七面坂上から日暮里駅方面へ下る坂。 江戸時代から用いられていた呼称である。
当時の絵図などから、天王寺(現谷中墓地)の下を通り芋坂下に続いていたことがうかがえる。
天保九年(一八三八)刊の「妙めを奇談」は、寛永(一六二四~四四)の頃、白山御殿(将軍綱吉の御殿)や小菅御殿(将軍御膳所)と同様の御殿がこのあたりにあったことにより付いたというが、坂名の由来は明確ではない。
荒川区教育委員会
▽写真:塀の奥に本行寺のしだれ桜が見えます

台東区の標柱
御殿坂
文政十二年(一八二九)に成立した『御府内備考』には、「感応寺後と本行寺の間より根津坂本の方へ下る坂なり」とあるが、「根岸」の誤写の可能性がある。明治五年『東京府志料』には、長さ十五間(約二七・三メートル)幅二間(約三・六メートル)とあるが、現在の坂の長さは五十メートル以上あり、数値が合致しない。以前は、谷中への上り口に当たる急坂を「御殿坂」と呼んだが、日暮里駅やJRの線路ができた際に消滅したため、その名残である坂の上の部分をこう呼ぶようになったと考えられる。俗に御隠殿(寛永寺輪王寺宮の隠居所)がこの先にあったからといわれるが、根拠は定かではない。
平成十四年三月 台東区教育委員会

-国立国会図書館ウェブサイトより-
絵地図から本行寺を探してみてください
本行寺の隣には経王院(現経王寺)があります
経王院から川に突き当たるまで伸びている道が
江戸時代の御殿坂と考えられます
谷中霊園は以前は広大な天王寺の境内で
五重塔があったこともわかります
御殿坂

撮影:2021年3月23日
カメラ:ニコン-Nikon D7500
レンズ:ニコン-AF-NIKKOR 18-140mm
1:3.5-5.6 G ED


東京散歩 猫の街 谷根千 谷中を歩く
(C)heihei's studio 2010 へいへいのスタジオ2010