江戸時代から続く農村行事
記事 NO.7671 彩2021 江戸時代から2021年へ
埼玉県越谷市
再掲
北川崎の虫追い
毎年7月24日 今年は230年目

虫追いは 川崎神社で毎年7月24日に行われます
令和3年度の「北川崎の虫追い」は
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため
神社関係者のみでの小規模開催となります
一般の方の参加・見学はできません

「北川崎の虫追い」埼玉県越谷市新方地区に
江戸時代から続く農家の伝統行事です

例年19時に川崎神社を出発します

麦わらを束ねた長さ3メートルほどの大きなたいまつに火を灯し
「くすのき荘」の橋のたもとまで
約2kmの道を松明を持って歩きます

田んぼのあぜ道を行進しながら
稲につく害虫を追い払い 豊作を祈願します
鉦や太鼓を鳴らしながら
「稲の虫 ホーイホイ」と声を合わせて行進します

平成20年3月に
埼玉県の無形民俗文化財に指定されました
越谷市の新方地区では、江戸時代より「虫追い」の行事が続けられています。
この地域における虫追いは、寛政3年(1791)の夏、天候不順により稲に沢山の虫がついたため、虫を火に引き寄せ追い払うために、麦わらで作った「たいまつ」を燃やしながら田畑を回って歩いたところ、虫がいなくなりその年は豊作になりました。翌年から年に一度、年中行事として虫追いが行われるようになりました。
毎年7月24日の夜、鉦や太鼓を打ち鳴らし、「たいまつ」に火をともし、「稲の虫、ホーイホーイ」と豊作を祈って田んぼ道を練り歩く行事です。
「虫追い」は埼玉県内各地で行われていましたが、火災などの心配から県内ではここだけになってしまいました。
埼玉県 越谷市 北川崎107 /川崎神社周辺
撮影:2011年7月24日

歴史散歩江戸時代 越谷を歩く
(C)heihei's studio 2010
へいへいのスタジオ2010
埼玉県越谷市
北川崎の虫追い
毎年7月24日 今年は230年目

虫追いは 川崎神社で毎年7月24日に行われます
令和3年度の「北川崎の虫追い」は
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため
神社関係者のみでの小規模開催となります
一般の方の参加・見学はできません

「北川崎の虫追い」埼玉県越谷市新方地区に
江戸時代から続く農家の伝統行事です

例年19時に川崎神社を出発します

麦わらを束ねた長さ3メートルほどの大きなたいまつに火を灯し
「くすのき荘」の橋のたもとまで
約2kmの道を松明を持って歩きます

田んぼのあぜ道を行進しながら
稲につく害虫を追い払い 豊作を祈願します
鉦や太鼓を鳴らしながら
「稲の虫 ホーイホイ」と声を合わせて行進します

平成20年3月に
埼玉県の無形民俗文化財に指定されました
越谷市の新方地区では、江戸時代より「虫追い」の行事が続けられています。
この地域における虫追いは、寛政3年(1791)の夏、天候不順により稲に沢山の虫がついたため、虫を火に引き寄せ追い払うために、麦わらで作った「たいまつ」を燃やしながら田畑を回って歩いたところ、虫がいなくなりその年は豊作になりました。翌年から年に一度、年中行事として虫追いが行われるようになりました。
毎年7月24日の夜、鉦や太鼓を打ち鳴らし、「たいまつ」に火をともし、「稲の虫、ホーイホーイ」と豊作を祈って田んぼ道を練り歩く行事です。
「虫追い」は埼玉県内各地で行われていましたが、火災などの心配から県内ではここだけになってしまいました。
埼玉県 越谷市 北川崎107 /川崎神社周辺
撮影:2011年7月24日


歴史散歩江戸時代 越谷を歩く
(C)heihei's studio 2010
へいへいのスタジオ2010